ギリシャ旅行

ギリシャ本土の中央には、山々が連なっています。
そこから、古代においてはペーネイオスと呼ばれた、ピニオス川が流れます。
テッサリア平原に達したところに、突然現れる奇岩群、それがメテオラです。
平原を背景に「岩の塔」がそびえ立つその光景は、見るものを圧倒します。
頂上には、幾つもの修道院が建っているのです。
今世紀初頭まで階段どころか、ハシゴさえもなかったこの岩山にどうして?と首をかしげたくなります。
シーズン中には1日に2000人もの観光客が訪れます。
現在でも敬虔な修道士や尼僧たちが昔と変わらぬ共同生活を営む聖なる地なのです。
ギリシャ語で「空中」を意味する「メテオロス」という言葉に由来しています。
現在メテオラには修道院がその活動を続けていますが、最盛期の15世紀から16世紀にかけてはその数はわれます。
歴代の国王の保護を受け、ギリシャ正教の聖地として発展してきたのです。
しその後、修道士の数の減少から今の5つのなったのです。

メテオラ5つの修道院

● メガロ・メテイロン修道院(メタモルフォシス修道院)
● ヴァルラーム修道院
● アギア・トリアダ修道院
● アギオス・ステファノス修道院
● ルサノス修道院
● アギオス・ニコラオス修道院

メテオラへ観光、カランバカ

ギリシャの複合遺産 メテオラへ観光の拠点となるのは、町、カランバカです。ときには、それを守り、受け継いできた町、村、そして人びとの暮らしも是非、目にできることなら足でと歩いてみたいものです。
見どころはないかもしれませんが、村のメインストリートであるトリカロン通りとブラハバ通りでは、毎週金曜日に朝市が開かれ、野菜や果物、衣類などが道路いっぱいに並びます。
素敵なテーブルクロスなど、思わぬ掘り出しものに出会うことも! このトリカロン通りとブラハバ通りが交差するところからバスが出るバス停がのです。
敬虔な修道士たちが共同生活を営むメテオラを支える町だけあって、町にもすばらしい教会があります。
岩山の麓にあり、壁画はほとんど消えてしまっていますが、そこがまたしみじみと情緒をかもし出しています。
祈りを告げる鐘の音が村に響き渡る頃、お供え物を手にした女性たちが教会に集まってきます。
教会の奥にある納骨堂にお供えするためでしょう。
お供え物は、コリバ。干しぶどうや胡桃の入った、シナモンの香りがするお菓子です。クッキーなども添えられます。
横道に入れば、バーも数軒並んでいます。
テラス席でお茶を楽しみのもよし、タベルナ(レストラン)でギリシャ料理に舌鼓を打つもよし! 
カランバカには、アテネから国鉄の直行列車が出ています。
ギリシャでは長距離バス(KTEK)が発達しているのでバスがお勧めです。

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